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特に気をつけたい!猫の病気

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人と違って・・・

猫の場合は どこか痛くても苦しくても言葉で伝える事ができません。

飼い主さんが気付いてあげなければ 

猫はひとりで不調を抱えこんでしまいます

こんな時 猫はさまざまなサインを出しています

早期発見のためにも不調サインを見逃さないよう 

気を付けてあげましょう。

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おしっこの病気

猫がおしっこの病気にかかりやすいのは体の作りに理由があります

猫はもともと砂漠に住んでいました

そのため体外に出すおしっこの量を少なくして水分の蒸発を防ぎます。

少ない量のおしっこは老廃物が凝縮され

この濃いおしっこが泌尿器を弱らせてる原因とされています。

  •  トイレ・・・

     トイレが汚れていたり 落ち着かない 気に入らないと

     猫は我慢をしていまう傾向があります

     我慢すると膀胱炎などの原因にもなります 

     トイレ環境はいつも清潔に心がけてくださいね。

  • お水・・・

     お水をたくさん飲ませてあげることで

     おしっこを薄くする事ができます

     新鮮なお水を用意して 水飲み場の環境も整えましょう

     あまり お水を飲まない子はカルキ臭を消すため

     1度沸騰させたり市販のペット用のお水もおすすめ!!

     ただ市販のミネラルウォーターはNGです

     ミネラルやカルシウムを多く含むため

     人には「健康に良い」というイメージでも

     猫には結石ができるリスクが高くなります。

  • ごはん・・・

     食事からの病気予防はとても大切です

     バランスのよい食事を心がけてね

     ただ かつおぶしや小魚は猫が喜ぶからとあげるのはNGです

     ミネラルや塩分を多く含むため注意が必要です。

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猫かぜ

猫も人と同じように風邪を引きます 感染ルートは感染した猫と接触する

くしゃみや鼻水 目やにや涙などに触れる事でも感染します

症状が悪化すれば命にかかわる事もあります

人と同じように空気の乾燥する冬に抵抗力が弱くなり

風邪を引きやすくなります

  • 猫ウイルス性鼻気管支炎・・・(鼻かぜ)

     猫ヘルペスウイルスに感染すると起こる病気です

     ウイルスはそれほど強力ではないですが 

     感染すると症状が治まっても一生体内に残る事があります

     この状態を「キャリア」と呼ぶそうで 母猫が「キャリア」だと

     流産したり 子猫に感染する事もあります

     症状は くしゃみ 鼻水 涙 目やに せき などで見るからに

     つらそうな症状です

     結膜炎も引き起こす事もありますので注意が必要です。

     「猫ウイルス性鼻気管支炎」はワクチンがあります

     1番の予防はワクチンを接種しておくことです。

  • 猫カリシウイルス感染症・・・(口内炎)

     さまざまな症状(タイプ)があります 

     きちんと治療しないと体内にウイルスがとどまり

     再発の可能性が高くなります

     初期症状は「猫ウイルス性鼻気管支炎」にとても似ています

     症状が進むと口のまわりや舌に口内炎ができます 

     注)口内炎が出来ないタイプもあります

     関節の痛み(体を触ると痛がる) 呼吸困難 急性肺炎など

     引き起こす危険な病気です

     「猫カリシウイルス感染症」もワクチンがあるので

     接種して抵抗力付けましょう

     また 感染猫との接触を避ける事はどんな感染症でも

     絶対条件ですね。

  • クラミジア感染症・・・(結膜炎)

     「クラミジア」とはウイルスと細菌の中間の微生物の事

     猫のクラミジアはクラミドフィラフェリスという種類で

     人に感染して結膜炎が起きた例もあります

     しっかり予防してあげましょう。

     クラミジアは目や鼻から入り粘膜に炎症を起こすため

     くしゃみ 鼻水 せきなど結膜炎の症状が激しく出るのが

     特徴です

     呼吸器の炎症から肺炎を起こす事もあります

     クラミジアには有効な抗生物質があるので

     しっかり治療を行なえば回復は見込めます

     数年前まではクラミジアはワクチンがありませんでしたが

     現在はワクチンもできて予防が可能となっています。

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猫のがん

人も猫も犬も魚も全ての生き物は小さな細胞から作られます

生きて行く中で細胞分裂を繰り返すのですが その時に遺伝子が傷つき

変質する事があります

そのまま成長してしまうと正しい機能を果たさなくなります

これが「がん」です

  •  皮膚がん・・・発生率1位

      表皮や真皮に発生するがん 

      猫の場合68%の確立で悪性!!と判断されます

      体表面にできるため飼い主さんが発見しやすく 

      早期発見できる。

  •  乳腺腫瘍・・・発生率2位

      乳がんの事で 人の乳腺は1つに対して猫は4つ 

      そのため全身に対して面積体積が大きく発生

      転移の可能性がとても高いとされています

      避妊手術をしていない猫はリスクが高くなります。

  •  造血器のがん・・・発生率3位

      リンパや骨髄に発生するがん 

      体の内部で進行するので発見が遅くなってしまいます

      遺伝的な要因の可能性もあるので検診など

      心がけたいですね。

  •  頭頸部のがん・・・発生率4位

      まぶた 耳 鼻 口の中 歯肉にも発生するがんで

      口内炎と間違えてしまう事も

      口の中に出来るがんは進行が早く 発見が遅れがちです

 大切なのは早期発見!!

高齢になると麻酔などに耐える体力が少ないため

早期発見がカギになります普段の定期健診にプラスして

CTスキャンなどの本格的ながん検診をお願いします。

また早期発見には 飼い主さんのスキンシップもポイントです

触ってシコリや いつもと違う体臭や口臭 ウンチの状態がいつもと違う

・・・など

異常をみつけたら病院で診察を受けましょう

病院は1つの場所にこだわらず 何件かまわってほしいと思います

評判が良いだけで選ばないで下さい

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これは私の経験ですが・・・↓↓

数年前 食欲はあるのに ごはんを食べると必ず吐いてしまう事があり

病院にかかった事がありました評判の良い病院だったので

診てもらっていました

何度か検診を受け お薬も飲みましたが症状は改善されず

原因もわからない

それでも通院するよう言われていましたが

あまりにも改善されないので病院をかえてみる事に。。。

そこの先生に診てもらうと

「あぁボケですね」と 一言

先生によると

「お腹が空いていないのに ごはんを食べる事が吐く原因でしょう

ボケは治す事はできないけれど

遅らせる為のお薬があるので様子をみてね」

診察時間→数分  お薬代→数百円

それからは吐く事がなくなり体重も少し増え 現在12歳

風の匂いをキャッチして脱走するほど元気な猫です。

この経験が全てではないけれど言葉をしゃべる事のできない猫には

飼い主さんの病院選びもポイントですね

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